ボルダリングのグレードって何?初心者はどのくらいを目指せばいいの?【グレードについて徹底解説】

クライミングジムに行くとたくさんのコースがあります。でも、それらの難易度はまちまち。。初心者の方が分からずにずっと難しいコースばかりをやってしまう、なんてことも。。この記事を読めばクライミングの「グレード」について簡単にわかるようになります!

そもそもグレードって?

「グレード」=「難易度」と思っていただいて構いません!

クライミングはもともと海外が主流だったのでグレードの表し方も海外のものと日本のものがあったりします。ここが結構ややこしいですが、一つずつ確認していきましょう。

なお、ボルダリングとリードクライミングではグレードの表記が異なることがあるので、今回はより初心者の方が行うであろうボルダリングのグレードについて解説していきます。

そもそも「ボルダリング」と「リードクライミング」ってどう違うの?という点はコチラの記事で詳しく解説しています♪

https://makkyclimb.com/wp-admin/post.php?post=31&action=edit

日本は「段・級」グレード

日本のジムで最も一般的に使用されているのが「段級グレード」です。

将棋や空手、柔道なんかでもありますね。おなじみの方も多いかと思います。一つ注意しておきたいのが、級は小さい数が上、段は大きい数が上ということです。

つまり、1級と4級では1級のほうが難しく、1段(初段ということが多い)と4段では4段のほうが難しいということです。

さて、気になる難易度ですが、ジムによっても若干異なりますが(コースを設定している人の感覚でグレードを決めるため)、初心者の方は4~5級をまずは最初の目標とするのがよいと思います。

これは筆者の完全な主観ですが、

  • ~6級が始めたて
  • 5~4級が初心者
  • 3~2級が中級者
  • 1級~初段が上級者
  • 2段~がエキスパート

といったイメージです。同じグレードでも課題のタイプによって得意不得意はあるので、あくまで参考程度にしてみてください!

フレンチグレード

フレンチグレードは主にフランスを中心にヨーロッパで使用されているグレードの表記になります。数字とアルファベット(a,b,c)の組み合わせで表記され、日本でいう6級を3+、3,4級あたりからは6a,6a+,6b,6b+…という風に数字とアルファベットが大きくなるほどに難易度が上がっていきます。

詳しくは記事の最後に表を載せておきますので確認してみてください!

USAグレード

主にアメリカで使用されているグレードです。もっとも簡単なものをV0-とし、V0、V0+、V1、V2、・・・と変化して、V5,V6あたりが1級くらいになっています。

こちらも詳しくは下の画像を参考にしてください!

まとめ

いかがだったでしょうか。ジムのグレードに関しては「段級グレード」が分かっていれば何の問題もありません。海外だとグレードの表記が違うことは豆知識として役に立つのではないでしょうか?

また、上でも書きましたが、グレードはあくまで基準ですのでまずは登ることを純粋に楽しむことから始めてみることをお勧めします♪

クライミングネットより